院長ブログ

連休前は

今日は午前が外来で午後は手術でした。

手術の申し込みは、白内障2人、眼瞼下垂1人、霰粒腫1人でした。

今日の手術は、眼瞼下垂4人、霰粒腫5人(10か月男の子、1歳女の子、2歳女の子、3歳女の子、4歳女の子)でした。明日が休日なので、白内障などの内眼手術(眼の中に入る手術)はなしで全て、外眼部の手術でした。

霰粒腫の生後10か月のお子さまは、しこりがどんどん大きくなってしまい、心配で急遽、前日に連絡をいただき、今日、受診されました。当院にいらっしゃる前に何軒か眼科は受診され、『0歳児でも切開できるけれど、ウチでは縫合が難しい』と断られたところもあったそうです。先週、いらっしゃった患者さまでも同じような言われ方をしていましたが、基本的に小さな子の霰粒腫の切開の後は縫わないことがほとんどです。深い位置の霰粒腫で皮膚がきれいな場合は縫った方がキズはよりきれいになると思いますが、小さな子で霰粒腫を切開するとなると、深い位置の目立たない霰粒腫は無理に切開することはないので、適応になりにくく、表面に大きく赤く成長した霰粒腫を切開することが多く、このような霰粒腫は縫えないというか、無理に縫うとキズがひきつれてしまい、縫わない方がきれいに治ると考えています。実際、今日の霰粒腫の切開はゼロ歳児から4歳児まできれいに1人ずつでしたが、縫合は誰一人していません。

眼瞼下垂の患者さまも霰粒腫のお子さまたちもみんな、手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

ちなみに、今日は仕事が終わってから、今月で退職になるスタッフの送別会でした。彼女は大学在学中からパートで働いてくれ、大学を卒業後、新卒で正職員として入職してくれました。英語が得意で元々、海外に行く夢があったので、今回、それが叶うことになっての退職です。退職は残念で寂しいですが(今回、もう一人急な退職もあり、寂しさが倍増です、、、)、海外行きが決まったことは本当によかったと思いますし、うれしい気持ちで送り出したいと思いました。今まで頑張ってくれてどうもありがとうm(_ _)m

外国に行っても頑張ってください!

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