今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障4人と眼瞼下垂2人、霰粒腫1人(36歳男性)でした。
今日の手術は、白内障12件、黄斑上膜の硝子体手術1件、眼内レンズ交換1件でした。
今日、レンズ交換の手術を受けていただいた50代後半の男性の方は、元々、レンティスが入っており、先月、右眼のレンズ交換を行い、レンティスからアイハンスへ入れ換え、見えにくさはだいぶ改善したものの、やはり左眼の見えにくさが気になるとうことで、左眼も同様の手術を行わせていただきました。
最初、両眼とも見えにくくとも、片眼の入れ換えで、イヤな見え方が減ってくれると、そのまま片眼だけの入れ換えで過ごせてしまう方もいらっしゃいますし、もう片方の眼の見えにくさがやはり気になってしまったり、余計強く感じてしまうこともあり、このような時は残りの眼の入れ換えもしてあげたらよいかと思います。入れ換えの後は落ち着くまで少し時間がかかることや、もう片眼を入れ換えるか決断するのに時間を要することもあるので、両眼の手術を予定する時でも間を2週間は空けるように設定しています。
レンティスも保険で使えるレンズの中では焦点の幅が広く、よいレンズではあると思っていますが、レンズの構造上、コントラストの低下や異常光視症、ゴースト症状が強く出て、どうしても合わないと感じてしまう方もいらっしゃるように思います。それが事前に分からないところが難しいですが、合わない時は、今日の患者さんのように、しっかり考え、レンズの入れ換えをしてあげるのがよいかと思います。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m