院長ブログ

オリーブ

今日は一日外来でした。

手術の申し込みは、白内障11人、眼瞼下垂1人、黄斑上膜の硝子体手術1人でした。

今日の外来では、先週の水曜日に左眼の白内障の手術を受けていただいた60代の女性の経過観察がありました。この方は、元々、地元の眼科で右眼の白内障手術を単焦点レンズで近方合わせにしており、ピントが近過ぎるので、なんとかしたいと来院されました。近視の値は右−7Dで確かに不便な度数ではありましたが、左は白内障が進み、近視が−22Dとすごく強くなってしまっており、左眼の手術で改善も見込めるかと思い、まず左眼の白内障手術をすることしました。右眼はコンタクトレンズを使っているということでしたし、既に左右でかなり度数差が出ていましたので、左を希望の遠方に合わせても、大丈夫かと思われたので、左眼は単焦点レンズで遠方合わせとし、術後の視力は裸眼で1.2まで見えるようになりました。もうちょっと近視気味でもよかったかなと思いましたが、患者さんご自身はだいぶ見やすくなり、これでしばらく様子を見たいとのことでした。もし、左右のバランスが悪いように感じたり、右眼にコンタクトレンズを入れるのが面倒と感じるようでしたら、右眼はアドオンレンズで度数の調整をしましょうとお話しさせていただきました。

この患者さんは四国の小豆島にお住まいで、息子さんが都内にいらっしゃることもあり、当院で手術を受けてくださいました。手術の時には小豆島名産のオリーブを持ってきてくださいました。ありがたくいただきます。どうもありがとうございましたm(_ _)m

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