院長ブログ

マイラゲル後の内反症

今日は午前は外来、午後は手術で、手術の申し込みは、白内障1人で、今日の手術は、眼瞼下垂3人、内反症1人、霰粒腫3人(3歳女の子、 歳、73歳女性)でした。

今日、内反症の手術を受けていただいた40代半ばの方は、ずっと前に網膜剥離でマイラゲルという素材を使った手術を受け、術後にマイラゲルの膨張による眼球運動障害や結膜充血、眼瞼内反症が起こってしまい、か月前にマイラゲルの摘出を当院で行わせていただきました。それで内反症もよくなるかもと少し期待していたのですが、あまり変化は見られなかったため、今回、内反症の手術をさせていただきました。手術は、少し皮膚の弛みを切除し、睫毛側の皮膚を瞼板(まぶたの中の軟骨のような組織)に縫い付けて外側に向かせるHot’z(ホッツ)という方法を行いました。

繰り返しの手術になってしまって大変だったと思いますが、まつ毛が眼に接触することで、角膜のキズや結膜の充血も強いので、少しでもよくなってくれればと思います。

今日も手術お疲れ様でしたm(_ _)m

TOPへ