今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障2人と眼瞼下垂1人でした。
今日の手術は、白内障16件と眼内レンズ交換1件でした。
今日は外来の終わり頃に、なんとなく見え方がおかしく、見たいところが見えず、ギラギラするような滲むようなピントが合わないような見え方になり、閃輝暗点と思われる症状が出てきました。30分くらい症状が続きましたが、少しずつ見えやすくなり、その後、ちょっと頭痛もあってという典型的な偏頭痛に伴う閃輝暗点のエピソードでした。
実は僕時々、閃輝暗点の症状が出てくるので、慣れてしまっていますが、多分、初めてこの症状が出た人は驚くと思いますし、特別受診しないといけない状態ではありませんが、心配して眼科や脳外科を受診したくなる気持ちも分かるなと思います。
閃輝暗点で受診した患者さんに『脳の血管が拡張して血流に変化があると、そういう見え方になることがありますが、悪い病気ではないから心配ないですよ』と伝えると、安心してくれる人もいれば、本当ですか!?とちょっとまだ信じてくれないような方もたまにいらっしゃるように感じますが、基本的には生理的な変化からの症状なので、通常、20〜30分で症状は消失し、特に治療も必要ないですし、重篤な問題は生じないので、ご安心ください。でも、確かに症状が出ている時はイヤな見え方だなと僕も思っています、、、
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m