今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障5人で、今日の手術は、白内障11件と黄斑上膜の硝子体手術1件でした。
今日の外来では、去年の12月に左眼の白内障の手術を受けていただいた50代前半の女性の方の術後半年の検診がありました。この方は元々、−7Dの強度近視があり、3年前に右眼の白内障が出てきたため、3焦点レンズ(PanOptix)を使った白内障の手術を行い経過は良好で、左眼はまだ白内障もさほどなく、そのまま過ごしていましたが、いよいよ左眼の白内障が進んできた時に、右眼のPanOptixの見え方で、『文字のにじみと夜間運転時のハローグレアが気になる』ということで、左眼はVivityを入れました。
このように左右で違う多焦点レンズを入れることを“mix & match”といい、完璧な眼内レンズがない中で、それぞれのレンズの弱いところを補う方法です。ただ、レンズの弱点を感じやすい人もいれば、そうでない人もいます。弱いことろが気にならないのにわざわざ違うレンズを入れることもないと思うので、僕は最初からmix & matchで手術することはほとんどありません。でも、よいと思って入れたレンズで結果的に弱いところが気になってしまえば、もう反対の眼には違うレンズを入れてあげた方がよく、段階的にmix & match にすることはよい方法だと思っています。
この患者さんも、左右での見え方は違い、右で見ると、ちょっと滲んで見えにくく、左で見るとちょっと近くが見えにくいそうですが、両眼で見ればよく見えるし、結果としては満足してくださっているようでよかったです。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m