院長ブログ

待合室からの泣き声

今日は午前は外来、午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障2人と黄斑上膜の硝子体手術1人でした。
今日の手術は、白内障6件、前房洗浄1件、眼瞼下垂1人、内反症1人、霰粒腫2人(1歳女の子、54歳女性)でした。

今日の外来診療中、待合室から、急に患者さんの泣き声が聞こえ、子どもが検査で泣いてしまうことはあるのですが、明らかに大人の声だったので、何が起きたのかと思い、スタッフにどうしたのか見てきてもらうと、『手術して見えるようになって感動して泣いているようです』との報告にホッとしました。

この患者さんは昨日の手術の時に怖いとおっしゃり、笑気麻酔を追加してなんとか手術を受けていただけたので、手術が終わってからも眼帯を外すまで不安があったのだと思います。視力も術前の裸眼0.15 矯正0.2から裸眼1.2に改善し、涙を流すほど喜んでくださり、手術できて本当によかったと思います。まだ左眼の手術が来週残っていますが、もうひと頑張りで乗り越えて欲しいなと思います。

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