今日は午前は外来、午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障1人と眼瞼下垂1人で、今日の手術は、眼瞼下垂2人、霰粒腫2人(3歳男の子、4歳男の子)、眼瞼皮膚腫瘍切除1件でした。
今日の外来では、先週、涙管閉塞による流涙症で涙管チューブの挿入を行った方の経過観察の診察がありました。
この方は、昨年の春に、シニアクラブで僕が話した加齢にまつわる眼の話を聞いてくださり、こちらに来てくださり、昨年の12月に右下まぶたの外反症の手術を受けていただき、その後、以前からあった右眼の涙がずっと出てしまう症状をなんとかしたいということで今回の手術になりました。年齢が91歳と90歳を超えても症状をよくしたいという気持ちも立派だと思いますし、実はお住まいも茨城県なのにわざわざ神奈川の当院まで来てくださる気力と体力が素晴らしいなと思いました。症状もよくなったということでよかったです。
今、年齢は一つの目安でしかないように思います。以前は高齢者と言われていた60代なんてまだまだ全然若い人たちばかりですし、80代90代でもめちゃくちゃ元気な人もたくさんです。90歳だから治療はしなくていいなんて考えはもう古いのかなと思います。高齢でもよくしたい、病気を治したいという気持ちの方には積極的に治療をしていきたいと思っています。そして、そういう年齢の方からすると、僕なんてまだまだ子どもも同然で、もっともっと勉強して成長できるように頑張らねばです。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m










