院長ブログ

遠回りはしたけれど

今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障5人と霰粒腫2人(2歳女の子2人)で、今日の手術は、眼瞼下垂2人、霰粒腫3人(1歳男の子、5歳男の子、56歳女性、64歳女性)、眼瞼腫瘤切除1人でした。

今日の外来では、先週の に 眼の眼内レンズの入れ換えをした 歳代の女性の方の診察がありました。この方は、元々、 に両眼とも単焦点レンズで遠方に合わせる白内障手術を受けたものの、遠視ズレもあり、近方の見えにくさが強く、 眼に多焦点アドオンレンズを入れましたが、この見え方がどうにも合わず、アドオンレンズを抜去し、軽度近視を狙った眼内レンズの入れ換えを行ない、先日、 眼も同様に眼内レンズの入れ換えを行いました。手術の経過も良好で、『遠回りはしたけれど、ようやくよく見えるようになりました』と言ってくださり、よかったです。

手術は一度でうまく行くのが一番かもしれませんが、うまくいかない時に、どうするかはとても大事なことで、うまくいかなくて嘆くより(なぜうまくいかなかったかを考えるのは大事なことですが)、どうしたらよくできるかを考え、前に進もうとする気持ちが一番大事なことだと思います。こういうことは手術に限ったことではなく、生きていれば、大きなこと、小さなことはありますが、色んなところでつまずくことはいくらでもあるというか、僕なんかつまずくことばかりですが、そんな時に今日のような患者さんの頑張る姿は、自分も頑張らねばと勇気づけられます。そんな患者さんがいてくれることに感謝です。いつもどうもありがとございます。

今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

TOPへ