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職業とレンズの選択

11/17 (月) 眼瞼下垂の手術のタイミング 池ヶ谷 職業とレンズの選択 沖

今日は一日外来で、手術の申し込みは、白内障8人、眼瞼下垂1人、眼内レンズ交換1人でした。

今日の外来では、先々週に左眼、先週右眼の白内障の手術を受けていただき、近方のピントの合わせ方で最初の左眼の時に近視の度数を弱めにしてしまい困ってしまった50代後半の女性の方の経過観察がありました。元々-5D程度の強度近視の方で、左眼は30〜40cmに合わせたのですが、それまで見えていた15〜20cmが見えにくくて仕事に支障があるということで、右眼は元々の近視と同じ値になるようにレンズ度数を選択し、『右眼は見たい距離が見えます。仕事で木材の木目を見なければいけないので、これなら見えます。』とおっしゃってくださり、よかったです。

術前のピント合わせの打ち合わせの時に、単に“近く”とか“遠く”という言葉だけでなく、近くであれば、『この距離で〇〇を見る仕事をしています』などと具体的にお仕事や大事な趣味のことを伝えていただけると、より適切なレンズ度数の設定ができるかと思いました。職業とレンズの選択は密接な関連があるかと思いますので、できる限りの情報を伝えていただけるとありがたいです。

今日も外来お疲れ様でしたm(_ _)m

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