院長ブログ

3月の手術(2021年3月)

先月3月の手術の報告です。

先月3月の当院の手術は、
白内障65件(多焦点眼内レンズ15 乱視矯正トーリックレンズ22件)、硝子体手術5件、眼瞼下垂22件、霰粒腫17件、眼内レンズ入れ換え3件などでした。

春休みだったせいか、いつもよりお子さんの霰粒腫が多かった気がしますが、その他の手術では、高校生の男の子の『瞳孔膜遺残』といって、光が入る瞳孔に本来消えるはずの組織が残ってしまった膜を切除する手術や60代の男性で他院で白内障の手術の後に虹彩の癒着が起こり、瞳孔が閉じにくくなってしまったのを修復する手術(硝子体も前房という眼の前の方のスペースに出てきてしまっていたので、これも一緒に切除しました)など、ちょっと珍しい手術もありました。
お二人とも術後は見えやすくなったとおっしゃってくださり、よかったです。

白内障のように水晶体の濁り取ってきれいなレンズを入れれば見えると、かなり高い確率で良好な経過が推測できる手術もあれば、『おそらく、これが原因かな?』という状況で手術をせざるを得ない場合もあります。
後者の場合でもよくなる根拠を持って手術をしますが、『よくなるだろう』と思っても、正直、手術をしてみないと分からない部分もあります。
よくなる可能性と手術のリスクを天秤にかけて手術のメリットが上回れば、手術をする訳ですが、そのウエイトの感じ方は患者さんによって、異なると思います。

手術をしないという選択も尊重したいと思っていますし、不確定な手術でも『手術を受ける』と選択してくださった時にはもちろん、よくなるように精一杯のことはしたいと思っています。手術を受けるかどうかはとても悩ましい場合もありますが、不安なこと、心配なことは遠慮なくおっしゃっていただきたいと思います。

ご自分でよく考えて手術を決めた方は、手術を受けてよかったと思っていただけるよように感じます。もし、思ったような経過でなくとも、そこからまた前向きに次の治療を考えて、前進してくださるように感じます。

治療は僕一人でするものでなく、患者さまが何に困って、どうしたら一番よいかを考えて患者さまと一緒に治療を行っていくものだと思っています。もちろん、できることできないこともあり、全ての希望を叶えられる訳ではありませんが、よくなるためにできる限りのことはしていきたいと思っていますので、希望も不安も遠慮なくお話しいただき、一緒に治療のゴールを目指したいと思います。

最近、手術の相談が多いのでちょっと思ったことを書いてみました。

明日から5月で、今日で開業2年目の診療が終了しました。

たくさんの患者さまに来ていただき、とてもありがたく思っています。どうもありがとうございます。

また明日から3年目になりますが、これからも頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

↑患者さまからいただいたバラと一緒に(ご自宅で育てたバラだそうです!)

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