院長ブログ

術中レンズ破損

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今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは白内障、眼瞼下垂、霰粒腫が1人ずつでした。
今日の手術は白内障10件、眼瞼下垂1人の後に霰粒腫の切開が4人(2歳男の子、3歳女の子、12歳男の子、39歳男性)でした。

白内障は一番最初の方でレンズが眼の中に入った時に、レンズの破損があり、一度、眼の中に入れたレンズを半分に切開して取り出し、再度、レンズを入れ直しました。 レンズを抜き出す時に虹彩(茶目の組織)にレンズが接触し、若干、出血を起こしてしまいましたが、明らかな虹彩損傷ということではなさそうなので、出血が引いてくれれば大丈夫かと思います。

何かあった時でも、そのままでも大丈夫かなと思う時もありますが、ずっと眼の中に入れておくレンズですので、少しでも懸念はなく手術は終えたいと思っています。追加の処置をすることの負担と、そのままの不安とを天秤にかけて、自分が手術を受けた時ならどうして欲しいかを基準に考えています。今回も、例え、見え方に支障がなくとも、このレンズを入れておくのは嫌だなと思ったので、その場で入れ直そうと思いました。通常の白内障手術なら5−6分で終わるところ、結局、12分くらいと倍の時間がかかってしまい、申し訳ありませんでしたが、少しでもよい経過を得る可能性を高めるためには必要な時間だったとご理解いただければと思います。でも、すみませんでした、、、

手術は全く問題なく終わることが多いですが、今回のように、時々、ちょっとしたトラブルに見舞われることがあります。その場合、回復するのに少し時間が必要で、術直後の見え方が悪いと、不安を感じてしまうかもしれませんが、単純な炎症や出血など待てばほぼ必ずよくなるものであれば、心配せずにお待ちいただければと思います。

霰粒腫の3歳の女の子は静岡から今日、初診で来て下さった子です。今、外来の日も手術の日も中々、空きがないのですが、急ぎで処置が必要な場合は、なんとか時間外に調整して対応しております。ただ、対応できる日とできない日もありますので、当日の処置をご希望の場合は、必ず事前にご連絡いただき、霰粒腫の写真を送っていただいて、状態を確認し、処置の必要性、緊急性を考慮した上で、処置の日程を調整させていただいております。当院で処置ご希望の際は、このことにご理解、ご協力よろしくお願いいたします。

今回の子のように、霰粒腫の切開で遠方からお越しいただいた患者さまには、その後、通院いただくことは負担になってしまうので、ある程度、落ち着いていれば、定期的に写真をメールで送っていただき、経過を確認させていただいております。1月に長野から来て下さった2歳の男の子のお母さまが昨日、写真を送ってくださり、経過も良好でよかったです。このブログも時々、見ていますとのことで、励ましのお言葉もいただき、ありがたい限りです。誰か読んでくれてるのかな!?という気もしてしまいますが、これからも眼のことで役に立つ情報を少しでも伝えられるよう頑張って続けたいと思います。

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