院長ブログ

YAG後&再入れ換え

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ゴールデンウィーク明け(世の中はまだGW中かもしれませんが、、、)の本日は午前が外来で午後が手術でした。
手術の申し込みは、白内障とICL(Phakic IOL)1人ずつでした。

手術は白内障8件、眼内レンズ交換2件、アドオンレンズ挿入1人、眼瞼下垂1人、霰粒腫2件(2歳女の子、4歳女の子)でした。

4年目最初の手術日もなんともウチらしい手術内容だった気がします。

というのも、眼内レンズ入れ換えとアドオンレンズといわゆる『白内障やり直し』目的の手術が合わせて3件もあったからです。

しかも、今回のレンズ入れ換えは二人とも他院での白内障術後ですが、お一人はYAGレーザーでの後嚢切開後、もう一人はレンティスからパンオプティクスに入れ換えてレンズが傾いて入ってしまった後から僕のところで治療をしている方です。二人とも単純なレンズの入れ換えにはならないので、難易度は結構高かったと思います。

YAGレーザー後の方はレンズ自体はきれいに取り出しはできたものの、後嚢の切開部の角が亀裂になって、水晶体嚢の中にレンズを納めることはできなかったので、嚢外固定にし、硝子体も出てきてしまったので、カッターでその処理も行いました。

もう一人の方は、またレンティスにして度数を前より遠くにしたいという希望での手術となりましたが、時間が経ってからのレンティスへの入れ換えは、水晶体の切開部が硬くなっている中で、長方形のプレート型のレンズを水晶体嚢の中に入れることが難しい場合があります。今回もレンズの取り出しはスムーズにできましたが、レンズを入れる時に苦労しました。

通常の眼内レンズ交換であれば、10分くらいで終わりますが、今回は2件とも30分くらいかかりました。時間はかかってもトラブルなく、目的の手術はできたと思います。手術が大変な時、正直、焦ることもあり、今回も手術自体は大変でしたが(手術を受けているかんじゃさまも大変だったと思います)、すごく落ち着いた気持ちで手術することができた気がします。それは、患者さまから信頼してもらっていることがとても伝わっていたので、とにかく、できることをしっかりやるしかないと思って手術できたからだと思います。『信頼する』と言うのは簡単ですが、本当に信頼することって意外と難しい気がします。でも、言葉だけでなく、患者さまからの気持ちでそう感じることができたので、結果はまだ分かりませんが、ベストは尽くせたと思います。もちろん、これで全て解決できるかも未知の部分はありますが、これからも患者さまと二人三脚でよい方向に進めるような努力をしていきたいと思います。単に眼の状態をみて単純に決めた治療ではなく、そこにストーリーというか、その人の治療の歴史みたいなものがあって、それで決めた治療だと思っています。お互い、治療を決めることは簡単なことではなかったと思っていますが、本当の医療の姿だと思っています。ちょっと抽象的な表現になってしまいましたが、そういう治療をする機会、経験をいただける自分は幸せな医療者だと思っています。少しでも期待に、思いに応えられるよう、これからも頑張ります。

↑患者さまから開業3周年でお花をいただきました。どうもありがとうございますm(_ _)m

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