院長ブログ

『治った』の感じ方

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今日は一日外来でした。
手術の申し込みは、白内障2人、眼瞼下垂1人、霰粒腫1人(26歳女性)、硝子体混濁の硝子体手術1人でした。

夕方に4歳女の子の霰粒腫の切開の予定がありましたが、だいぶ目立たなくなってきたとのことで、無理に切開する必要はなく、キャンセルとさせていただきました。
切開の予定をしていても待っている間に小さくなってきて、結果的に切開しなくてもよいケースもあります。
本当の意味での『霰粒腫が治った』ということは、『霰粒腫が全くなくなる』ことと思いますが、『治ったと感じる』程度には感じ方の違いもあり、しこり自体は残っていても、小さく目立たず気にならなければ、『治った』と感じる方もいらっしゃり、そう感じれば切開はしなくともよいと思います。ただ、小さくともしこりとして残っているのであれば、なかなか完全にはきれいになりませんし、当然、また再燃して大きくなってくることもあります。なので、そういうことをご理解いただいた上で切開は見送ることは選択としてはよいと思います。もちろん、きちんと治すには適切に切開してあげることが重要なので、小さくともなかなか治らない場合や再発を繰り返す場合はしっかり切開してあげた方がよいと考えています。

ちなみに、今日切開予定だった女の子は先週の内に様子を教えてくださり、事前にキャンセルできたので、その手術の枠を他の患者さまに回すことができました。病気があると自分たちのことで頭が一杯になってしまうこともあると思いますが、他の困っている患者さまにまで配慮いただけることはとても素晴らしいことだと思いますし、ありがたいことだと思います。手術の枠はどうしても上限があり、早めに治療を希望される方に十分お応えできない状況の中、霰粒腫に限らず、手術をキャンセルされる方(キャンセルをお考えの方も)は事前にご連絡、ご相談をいただけますと、キャンセル待ちの他の患者さまに順番を回すことができますので、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

↑このような霰粒腫でも奥に霰粒腫の組織が結構残っています。

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