院長ブログ

後嚢混濁で異常光視症?

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今日は午前が外来で午後は手術でした。
今日の手術は、白内障10件、眼瞼下垂1人、黄斑上膜の硝子体手術1件、眼窩脂肪ヘルニア切除1件、霰粒腫3人(3歳女の子2人、4歳男の子)でした。

他院で硝子体混濁で硝子体手術と白内障の手術を受けてから夜の光がおかしく見える、異常光視症を患っている60代前半の女性が昨日、いらっしゃいました。

レンズは単焦点レンズできれいに眼の中に入っていますが、暗い中で光を見ると、光の線(スターバースト)がかなり強く出るようです。はっきりとした原因は特定できませんでしたが、唯一、気になったのは、後嚢の不整な濁りです。

白内障と硝子体の同時手術の時には、眼内レンズを入れた後に、水晶体の袋(水晶体嚢)の裏側(後嚢)をあらかじめ切開しておく医師もいます。後嚢は術後に少しずつ濁ってきて後発白内障になってしまうので、最初から後嚢を切開しておいた方がよいという考えもある訳です。

この患者さまも後嚢は硝子体手術の時に切開されていたようですが、その切開縁に白内障の細胞が増殖して不整な濁りを作っていたので、もしかすると、これが異常光視症の原因の可能性もあるかと考え、YAGレーザーで濁りを取ってみました。

正直、これで改善するかは分かりませんが、YAGレーザーをすることでのデメリットは一時的に飛蚊症が強くなることくらいでマイナスの面はほとんどなく、やるだけやってみましょうということで治療を試みました。少しでもよくなってくれるといいなと思います。

今日の霰粒腫の3歳の女の子は両眼の上下計4ヶ所にしこりができていて、通常は数回に分けて切開することが多いのですが、遠方(福島県)から来てくださったので、一度に全部切開させていただきました。本人も大変だったと思いますが、3か所までは泣かずに頑張ってくれました。頑張ってくれて、どうもありがとうございました。少しでもきれいになってくれるといいなと思います。

今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

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