院長ブログ

視力は一つの指標

今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、白内障2人、眼瞼下垂1人、霰粒腫2人(2歳女の子、6歳女の子)でした。

昨日の眼内レンズ交換の患者さまの今日の視力検査の結果は、遠方0.8 中間70cm 1.0 近方30cm 0.5でした。術前の視力は遠方1.0 中間70cm 0.7 近方30cm 0.7で視力検査の数字は下がっているように感じますが、ご本人は『よく見える。はっきり、くっきり見える。』という感想をおっしゃってくださり、『レンズを入れ換えてよかった』と喜んでくださいました。

視力が1.2出ていれば見えているというのも一つの捉え方になりますが、診療をしていると、視力が1.2出ていても見えにくいと感じる人はいますし、あくまで視力検査は見え方の指標の一つで、視力が出ているから問題ないとは必ずしも言えないと感じます。そう感じるには何らかの原因があるはずで、もちろん、それ以上、しようのないこともありますが、対応策があるかを考えることは大切だと思います。

今回、眼内レンズの入れ換えをした患者さまは80歳の女性で、もう片方の眼の入れ換えをこの後予定しています。高齢でもご自分で考え、治療を頑張ろうというお気持ちはとてもご立派だと思います。少しでも力になれるよう、僕も頑張りたいと思います。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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