院長ブログ

妊娠と埋没と霰粒腫

今日は一日外来で夕方に霰粒腫の切開が2人(3歳女の子、4歳男の子)でした。
手術の申し込みは、白内障3人、眼瞼下垂2人、霰粒腫1人(31歳女性)でした。

霰粒腫の患者さまから『なぜ霰粒腫ができるのですか?』と聞かれることも多いですが、霰粒腫はまぶたで作られる脂がマイボーム腺という出口からうまく出ずにまぶたの中に溜まってしまい、その溜まった脂が分解されてなくなるのではなく、肉芽腫という肉のかたまりみたいな組織ができてしまいます。でも、その最初になぜ脂がつまってしまうのか?というところは、なかなか難しく、はっきりこれということはないのですが、つまるということは、脂の性状がドロドロするか、出口が細くなるようなことが起こっていると思われるのですが、この状況が起こりやすいのが、妊娠(〜授乳中)で二重の手術をした女性のような気がしています。妊娠中は女性ホルモンのバランスの変化が脂の性状に影響していることと、二重の手術でまぶたに通した糸が脂を作る瞼板のマイボーム腺になんらかの影響を与えているのではと推測しています。

もちろん、小さな子どもにもよくできますが、子どもの場合は、脂を出す力が弱いのと、アレルギー性の結膜炎がある子に多くできるように感じています。

大人と子どもで霰粒腫のできやすい要因はちょっと違うのかなと思いし、大人でも性別年齢関係なく色んな方にできる病気ではありますが、妊娠中や授乳中の女性で二重手術をしている方がやや多い印象です(あくまで印象です、、、)。脂の溜まり始めのちょっと赤くなった時期に点眼を使うと、それで治ってしまうこともあるので、霰粒腫のできやすそうな方は早めの治療が大切かと思います。

今日の霰粒腫の女性の患者さまも妊娠中の方でした(二重手術はしていませんが)。妊娠中の切開も大変だったと思いますが、あまり出産間近にならないうちに落ち着かせられればと切開させていただきました。これでなんとか治ってくえるといいなと思います。お疲れ様でしたm(_ _)m

↑いつも色々教えていただいている先生から4周年記念に素敵なお花をいただきました!本当にありがとうございますm(_ _)m

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