院長ブログ

まぶたの外反症

今日は午前が外来で、午後はまぶたの手術でした。

手術の申し込みは、白内障1人で、今日の手術は眼瞼下垂が3人、外反症1人、下眼瞼脂肪切除後の追加手術1人でした。

今日は、下まぶたの目頭側が外を向いてしまいあっかんべーの状態の眼瞼外反症の患者さまの手術がありました。まぶたの外反は、加齢の変化、炎症、何らかの瘢痕などが原因で起こり、流涙(涙目)や角膜の乾燥(角膜障害)、見た目の問題などを引き起こしてしまうことがります。まぶたの中には瞼板というまぶたの骨組みになる、軟骨のような板状の組織があり、これが内側と外側にある靭帯によって支えられていますが、今回の患者さまでは内側のみの外反だったため、目頭側に切開を入れ、内側の靭帯を一度、切開し、内側の瞼板を鼻側の骨の表面に縫い付けて固定するような手術を行ってきました。

内反症(逆さまつげの手術)は時々あるのですが、外反症の手術は滅多になく、僕もあまり慣れていなかったのですが、土曜日の午後は眼形成(まぶたの手術)を専門にされている先生に来ていただいているので、手伝っていただき、無事に終えることができてよかったです。河村先生、ありがとうございましたm(_ _)m

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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