今日は午前は外来、午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障2人と眼瞼下垂1人で、今日の手術は、眼瞼下垂3人、霰粒腫5人(2歳女の子、6歳女の子、8歳女の子、9歳男の子、72歳女性)でした。
昨日の手術では、60代の女性の方のアドオンレンズの摘出がありました。この患者さんは元々、他院で単焦点レンズでの白内障の手術を受け、遠視ズレしたために、レーシックで遠視を修正したものの、近くの見えにくさが辛いということで、当院で多焦点のアドオンレンズを入れました。しかし、近方の視力が中々出ず、それだけでなく、全体的な見えにくさを感じるようになってしまい、せっかく入れたレンズが勿体無い感じもしましたが、ご本人は『勿体無いも何も、この辛さから解放されたい』というご希望で、今回の摘出に至りました。アドオンレンズの度数ズレもなく、見えにくさの原因は何とも言えませんが、単にこの患者さんに多焦点が合わなかったのかもしれませんし、レーシックをした眼に多焦点アドオンレンズが向かなかったのかなと思いました。
アドオンレンズは入れるのも、取り出すのも容易なので、この方のように合わない場合は、残念なことではありますが、負担なく取り出せることはアドオンレンズのよいところだと思います。これで少しは楽になっていただけるといいなと思います。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m