今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障3人と眼瞼下垂1人でした。
今日の手術は、白内障11件、黄斑上膜の硝子体手術1件、強膜内固定1件でした。
今日の硝子体手術の患者さんは、黄斑上膜で手術となりましたが、正確には、黄斑部が硝子体表面の膜で引っ張られてしまう“黄斑牽引症候群”という状態でした。眼の断面を見る検査をすると、黄斑部への牽引がもう少しで取れそうなところでしたが、なかなか自然には解除されず視力も下がってきたために今回の手術となりました。手術では黄斑上膜の手術に準じて、硝子体を切除し、黄斑部を牽引する硝子体膜を取り除き、網膜の一番内側の内境界膜を剥がす操作を行いましたが、硝子体の牽引は意外と取りにくく、やはり自然解除はあまり期待せずに視力が下がり過ぎないうちにちゃんと手術で取り除いてあげるのが大事かと思いました。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m