今日は滋賀の病院へ見学に行ってきました。実は2年前くらいにも一度行き、ブログにも書いたと思いますが、昭和大の医局時代の後輩がいる病院で、今回は知り合いの先生と3人で行くことになりました。
その後輩は自分の専門分野を極めるために医局を辞めて遠く離れた関西の病院へ武者修行にきています。そんな彼女も能登川に来て、早3年、更に磨きがかかりとにかく早くてきれいな手術には目を見張るものがあります。今では上から2番目の位置で、若手の先生に指導する姿は本当に頼もしく、背中がとても大きく見えました。この病院は医局人事にとらわれず、眼科手術医として成長したいという一心で門を叩いて所属している先生が多いようで、中には専門医の資格が取れなくともここで勉強したいという若手の女性の先生もいて、その覚悟は立派だなと思いました。そんな先生が多いので、みんな目がキラキラして生き生き手術をしているように感じました。見学の後には食事会にも誘っていただきましたが、皆んな気さくで楽しい人ばかりでした。
ちょっとびっくりしたのは、ある若手の先生に名刺を渡して挨拶したら、何故か僕のことを知っているようで、『YouTubeで先生の手術動画を見させてもらっています』と言われ、こんなところにも見てくれている人がいるのかとちょっとうれしかったですが、主に一般の患者さん向けに公開している動画なので、もうちょっと色んな人に分かりやすく出せるようにしたいなと思いました。
それから、部長の先生もとてもしっかりしている先生で、僕よりずっと年上なんだろうなと思って話していましたが、年齢の話になり、僕より3つもしたということが発覚し、最近、こういうことも多いので、もうちょっとしっかりできればと思って帰ってきました。ちなみに、後輩曰く、その部長の先生は頼れる皆んなのお父さん的な存在とのことだったので、後輩はお母さん的な存在か?と聞いたらお姉さんでお願いしますと言われました、、、
一緒に行った知り合いの先生は『人生が変わりました』という感想で、そんな簡単に変わらないでしょと思われるかもしれませんが、それが大袈裟ではない見学だったと思います。手術も志もとても勉強というか、刺激になり、僕ももっと頑張ろうと思いました。楽しく美味しい病院見学になりました。栗家、いつもありがとう!