今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、白内障1人と霰粒腫2人(5歳女の子、32歳女性)でした。
昨日は美しが丘の焼肉屋さんで新入職員の歓迎会でした。今年は医療事務2名、視能訓練士1名の計3名が新しく当院に加わってくれました。今までは新入職員は、入職してすぐに受付や検査、診察室などに配属され、その自分の分野の仕事を行なってもらっていましたが、今年は皆んな新卒で入ってくれたので、まずは各部署の見学研修を2週間かけて行い、その打ち上げ的な意味を含めて歓迎会を行いました。
新入職員の歓迎会は、これからたまプラーザの地で働いていくので、たまプラーザに馴染みのお店でなるべく行うようにしています。医療と飲食は異なる分野かもしれませんし、僕は個人的には医療は完全なサービス業ではないと思っていますが、お金を払って、その対価を得るという点でやはり共通する点も多く、飲食はおいしいものを食べれば自然と喜ばれますが、医療は検査や治療など受ける側には負担になることも多いのでマイナスからのスタートですが、それでも少しでもよかったと思って帰ってもらいたいと思っているので、地域の飲食のお店から学んで欲しいなという気持ちも込めてお店を選んでいます。
たまプラーザ近隣のお店はおいしいだけでなく、お店の人たちがフレンドリーで楽しいとこころも多いのですが、今回も会の終盤にお店のお母さんが出てきてくださり、締めのようなお話をしてくださりました。その中で、新人のスタッフに対して『当たり前じゃないのよ』とおっしゃってくださいました。僕らは新卒に限らず、新しい職員が入ってきてくれたら歓迎会を当たり前のように行っていますが、確かに会を開くにも経費はかかりますし、既存のスタッフも全員が絶対に参加ということはないですが、それぞれが都合をつけて会に参加してくれています。患者さんが来てくれるおかげで歓迎会を開くことができている訳ですし、スタッフも新たに加わってくれた人たちを歓迎したいという気持ちがあるから来てくれている訳です。こういうことは徐々に分かっていけばいいことかと思いますが、来てくださる患者さんにも一緒に働く仲間にも感謝の気持ちを持てる職員になって欲しいなと思います。そして、僕にとっても新しい職員が入ってくれることは決して、当たり前のことではなく、本当にありがたいことだと思っています。厳しい医療の世界の仕事で、キツイと思ったり挫けそうになることはどうしてもあるかと思いますが、たくさん勉強して、考えて、少しずつでも成長して、よい医療人になって欲しいなと思います。スタッフ皆んなでできる限りのサポートはしていきたいと思うので、新人の皆さん、頑張ってください!
今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m