院長ブログ

ロービジョン学会@広島

広島で開かれたロービジョン学会にスタッフと参加してきました。

ロービジョンとは見え方の悪くなってしまった人のことで、今回の学会は、そのような見え方が悪くなってしまった人たちへの診療、ケアを学ぶための勉強会でした。

色々な施設で、どのようにロービジョンケアをしているか、こんな風にロービジョンの患者さんと関わったらうまくいきましたとか、障がい者年金など方的な問題への取り組みや就労の問題などの講演が勉強になりました。

また、会場には盲導犬や靴に装着するナビゲーションシステム“アシラセ”などの体験コーナーもあり、スタッフが実際にアイマスクをして盲導犬にガイドしてもらい、見えにくい人の気持ちが分かったようで、一緒に参加してもらってよかったなと思いました。

今回、ロービジョン学会に参加しようと思ったのは、場所が広島だったことも理由の一つでした。去年、東ティモール人の友人が外務省の交流プログラム(JENESYS)で日本に来た時に、広島も訪れ、『先生も広島は行ったことありますか?』と聞かれ、行ったことがなかったので、外国人がちゃんと広島に行ってるのに、日本人の自分が行ってないのもおかしいなと思ったのでちょうどよい機会だと参加することにしました。学会会場が広島国際会議場で、すぐ隣には平和記念資料館があり、学会参加証で無料で入ることができたので、学会期間中に2回見てきました。

戦後80年の年に46歳で初めて広島に来ましたが、ちょっと遅くもっと早く来るべきだったかもしれませんが、それでも今回、広島に来られてよかったです。

そして、せっかく広島に来たので、広島焼きとカープの試合も観戦し、楽しく勉強になる広島の学会でした。

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