今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、白内障1人で、今日の手術は、ICL2人、白内障5件、眼内レンズ交換1件、眼瞼下垂1人でした。
今日のICLの手術はStaar Japanの ICLのライセンスのための認定手術でした。インストラクターの先生に来ていただき、一緒に手術していただきました。
今までは近視矯正の手術は海外から取り寄せるアイクリルという有水晶体眼内レンズを使用していて、術後の経過は十分良好だったのですが、取り寄せに2か月くらいかかってしまうことと、アクリル製で若干硬めのプラスチックでできているので、取り出す時にキズを大きめに作らないといけないのが難点でした。
ICLは在庫があれば2週間程度でレンズの準備ができますし、柔らかいコラマーという素材でできているので、もしレンズの入れ換えとなった時や将来、白内障が出てきた時のICLの取り出しは容易で患者さんへの負担は少なくて済むと思います。
開業してすぐICLの認定を取得すべく講習を受けたり、申請を行っていたのですが、コロナ禍で認定手術が中断され、なかなか順番が回って来なかったのですが、今日のICL認定手術も無事終わり、今後は当院でもICLを使うことができるようになってよかったです。今までもICLの手術をご希望されて受診いただいた患者さんで、ありがたいことに当院でICLが使えるようになるまで待ちますと言ってくださった患者さんも何人かいらっしゃったので、お待たせして申し訳ありませんでした。今後はなるべく早く手術を受けていただけるように進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
ちなみに、今日の認定手術の患者さんとなってくれたのは、当院の看護師と彼女の妹さんでした。看護師として実際に手術を見ていると、怖いと思う気持ちもあったかもしれませんが、快く『ICLの手術を受けます!』と協力してくれてありがとうございました。認定手術を対応下さった常廣先生もどうもありがとうございました。
これからICLの手術もしやすくなりましたので、近視が強くて困っている患者さんはぜひご相談ください。
今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m










