院長ブログ

今週の手術(2022年1月第1週)

今週の手術は
1月5日(水)が白内障9件 眼瞼下垂が2
17() が白内障15件 眼瞼下垂が1人でした。

白内障手術のレンズは
水曜がアイハンス4 レンティス2 通常の単焦点2 多焦点1(パンオプティクス)でこのうち4枚がトーリック、今日はアイハンス4 レンティス6 通常の単焦点3 多焦点2(パンオプティクス1 テクニスマルチ1)でこのうち4枚がトーリックでした。

今年もアイハンスやレンティスといった、単焦点扱いにも関わらず焦点の幅のあるちょっと機能のよい単焦点レンズの使用頻度が高くなりそうです。

今日の眼瞼下垂は片眼だけの手術で時間は20分程度だったので、白内障が多くできました。でも、片方だけの眼瞼下垂はちょっと難しいと思っています。それは、脳からまぶたを挙げる命令が両側にいくため、片方を手術で挙がるようにすると、もう片方は若干挙がりにくくなる(ヘリングの法則)ことがあるからです。左右ピッタリで終わると、手術していない方がそこから下がって来て、今度はその下がった方を手術してとなると、また今度は先に手術した方が低くなってしまって、、、というようなこともあります。ですので、眼瞼下垂の手術は両方を一緒にするのが一番のオススメです。とはいっても、下がっている自覚のないまぶたの手術をするのも抵抗があると思いますので、今回は片方の手術になりました。挙げ過ぎはよくないので、挙がり過ぎないようにはしますが、手術しない側よりはしっかり挙げて今日の手術は終えました。おそらく、もう片方は術前より下がるので、こちらも手術しようという気持ちになるのではと思いますが、その時にちょうどよい高さで揃うようにと思います。

昨日は結構、雪が降り、今日も道路はまだ雪が残ったり、凍って滑りやすところもありましたが、白内障の患者さまの一人は午前中に転んで足の指を骨折されたそうです、、、でも、白内障の手術はどうしても今日、受けたいということで、整形外科を受診された後、いらっしゃいました。手術も予約が立て込んでしまっていますが、やむを得ない事情でその日に手術が受けられない場合は、その後、また予約を一番最後に入れるのではなく、どこかで都合をつけたいと思っています。ですので、手術だけでなく外来もですが、急に具合が悪くなったり、交通機関が乱れたり、どうしてもの用事ができてしまったり、何か事情のある時は無理せずおっしゃってください。(ただ、あまりに個人的な理由の場合は通常通りの予約とさせていただいております。)

今週は明日の午後もまぶたの手術の日なので、もう1日、手術を頑張ります。

↑昨日の夜のたまプラーザ駅南口の雪景色

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