院長ブログ

待時間、申し訳ありません

今日は一日外来で手術の申し込みは白内障5人(そのうち2人は硝子体混濁と黄斑上膜で片眼を硝子体手術を一緒にすることになりました)、phakic IOL(ICL)と霰粒腫(2歳男の子)が1人ずつでした。

現在、手術日の水曜と金曜の午前の外来を基本的に完全予約制とさせていただいております。これは、やはり手術はとても大切なので、極力、万全の体制で臨みたいという思いからです。僕自身もですし、スタッフにもしっかり昼休憩を取ってもらい、精神的にも体力的にもよいコンディションで手術に携わることは、当たり前のことですが、手術を受けてくださる患者さまへの礼儀で責任だと思っています。

そのため、予約の無い患者さまに来ていただく日が手術の無い月曜日と木曜日の2日だけになってしまい、どうしても外来が混雑してしまい、今日もご来院いただいた皆さまを長い時間お待たせすることになってしまい、大変申し訳ありませんでした、、、

午前の外来が終わったのが1445で、本当は午後の診療開始が14時からなので、この時点で45分押してしまっていますが、少しだけ休憩時間をいただき、午後外来は15時くらいから始め、最後の患者さまが終わったのは20時前になってしましました、、、

正直、待たせ過ぎで、自分なら文句も言いたくなってしまうくらいの待ち時間だと自分でも思いますが、本当に誰一人からも、文句や苦言は言われず、余計に申し訳なく、心苦しく思いました。中には『こんな忙しい時に予約もせずに来てしまってすみません』なんて患者さまもいらっしゃり、せっかく来てくださった患者さまにそんな風に思わせてしまって、自分はダメな院長だと思います。患者さまは理由があって、必要があっていらっしゃる訳なので、『来て悪かったかな?』なんてことは絶対にないので、どうか気になさらないでください。

外来についての考え方は人それぞれな部分はあると思いますが、僕個人として思っていることとしては、もちろん、早く終わるに越したことはありませんが、もし、混雑してしまっても、早く終わらせるために手を抜くというか、普段、しているのに忙しいからしないとかは絶対にしたくないと思っています。説明も普段言っていることを省くようなことはしたくないです。待ってくださったからこそ、十分な診療を行うことが、待って下さったことへの自分のできることだと思っています。

ですので、患者さまも診察の時には聞きたいこと、心配なことは遠慮なく何でも聞いてください。伝えたいことがあれば、全て伝えてください。せっかく待ってくださって『まだ待ってる人がいるから』と遠慮して聞きたいことも聞けずにお帰りいただくことなんかあったら、申し訳なさ過ぎます。少しでも待った甲斐があったと思っていただけるような診療ができるように頑張ります。もちろん、なるべくお待たせしないよう(急ぐとか省くとかでなく)、クリニックとして努力、工夫して頑張ります、、、

今日はたくさんお待たせしてしまい、申し訳ありませんでしたが、我慢強くお待ちいただき、ご理解くださり、本当にどうもありがとうございましたm(_ _)m

↑今日、白内障と硝子体手術になった患者さまの眼底写真(硝子体混濁)。

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