院長ブログ

タウンニュース2022年9月

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タウンニュース青葉区・都筑区・宮前区版で毎月連載させていただいている『目のお悩みQA』第27回目の今回は『歪んで見えるのは加齢黄斑変性のせいでしょうか?』というテーマで歪みの症状を来す疾患について書いてみました。

以下、タウンニュースの本文です。

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物が歪んで見えると、『加齢黄斑変性(AMD)』という病気を心配する方が多いのではと思います。確かにAMDの主な症状は物が歪んで見える「歪視(わいし)」です。ただ、この症状が出る病気が全てAMDという訳ではありません。

 歪視は、網膜の中心部である〝黄斑〟に出る浮腫みや出血などにより構造が乱れることが原因で現れます。黄斑部に変化を来す病気はAMDだけでなく、糖尿病が原因で網膜に出血や浮腫みを来す『糖尿病網膜症(DR)』、網膜の静脈が詰まって眼底出血を起こす『網膜静脈閉塞症』、近視が強いせいで黄斑に悪い血管を生じる『近視性黄斑症』、4050代男性に起こりやすいと言われる『中心性漿液性脈絡網膜症(CSC)』などで歪視の症状が出ることがあります。それぞれ、特徴的な検査所見があるので原因を突き止め、個別に治療を考える必要がありますが、保存的に改善することが多いCSC以外では、抗VEGFという薬を眼に注射する治療(硝子体注射)が必要になることが多いです。

 DRは両眼に起こることが多いですが、他の病気では片眼に出ることが多く、意外と気づきにくいため注意が必要です。心配な方は片眼ずつ見え方をチェックしたり、障子やアムスラーチャートという格子状の線の入った検査用紙などを見て歪みがないか確認するとよいかと思います。

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タウンニュースのコラムでは、眼に関する疑問についてお答えさせていただいております。気になる眼の症状から白内障やまぶた、硝子体の手術まで何でも構いませんので何かリクエストがございましたら教えてください。

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メール;clinic@tamaplaza-eyeclinic.com

タウンニュース青葉区版 電話;045-913-2711  FAX045-910-1120

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