院長ブログ

術後の再出血 

今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、白内障1人と眼瞼下垂1人でした。

水曜日に硝子体出血の硝子体手術を受けていただいた患者さま(スタッフのお父さま)は、出血が治っていることを確認して手術を終えたのですが、悪い予感が的中してしまい、術翌日も硝子体出血がみられ、昨日、今日で眼底も透見できないほどになってしまいました。

術後に出血で眼底が見えないと、エコーの検査で間接的にある程度の状況は把握はできますが、眼底の診察をしていないようなもので、あまり好ましい状況ではありません。なので、申し訳ないのですが、早めに手術して再度、出血を取り除き、出血源があれば止血処置を行う方がよいと判断し、来週、再手術させていただくことになりました。

手術は一度で終わることが一番で、なるべく一回で済むように最大限のことはしているつもりですが、必ずそれで完結するものでもないのが手術だと思っています。再度の手術は負担に感じてしまうと思いますが、手術しなければならない時もありますし、そのままにせず手術した方がよい時もあります。なんとか次の手術で終えられるように、もう一度、しっかり頑張りたいと思います。申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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