院長ブログ

当院の初めての内眼手術は

今日は一日外来でした。
手術の申し込みは、白内障3人、眼瞼下垂1人、霰粒腫2人(2歳女の子、12歳女の子)、翼状片1人、硝子体手術(強膜内固定)1人でした。

今日、左眼の強膜内固定の手術の申し込みをいただいたのは、86歳の男性の方ですが、この方は右眼の強膜内固定を当院で令和元年の5月15日に行っています。元々、僕が以前、勤めていた病院(上白根病院)で白内障の手術をさせていただき、水晶体の支えが弱く、チン小帯断裂が起きてしまい、レンズを入れられずに終わったのですが、ちょうど僕が退職する前だったため、開業してからレンズを入れる手術をさせてくださいと約束させていただきました。そのため、右眼の強膜内固定(硝子体手術)は、当院の最初の手術日に、内眼手術(眼の中に入る手術)では初めて行う手術となりました。硝子体まで行うクリニックでも開業して最初の内眼手術は、手術の程度としては軽い白内障手術から始めることがほとんどではないかと思いますが、前の病院の時から、約束していて、予約としては一番だったことと、何より、レンズが入っていないとピントが合わずに見えにくくて不便をかけてしまっているのが申し訳なくて、一番で手術させていただきました。その後の右眼の経過は良好で、左眼の白内障もあったため、同じ年の6月に手術していましたが、やはり程度の差はあれ、左眼もチン小帯が弱く徐々にチン小帯断裂が進んでレンズがズレてしまったと思われます。
高齢ではありますが、横浜市の旭区から当院まで元気に通ってくださるので、しっかり見えるように手術させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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