院長ブログ

再剥離

 

今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、黄斑上膜の硝子体手術1人で、今日の手術は、白内障14件(アイステント併用1件)、眼内レンズ交換1件、黄斑上膜の硝子体手術1件、網膜剥離の再剥離の硝子体手術1件でした。

1月の終わりに左眼の網膜剥離で手術(硝子体手術)を受けていただいた80代の男性の患者さまが、ガスが抜けても網膜はきれい治って経過良好と思っていたのですが、先週、頭を扉にぶつけた後から影が見えるようになったと金曜日にいらっしゃり、眼底を見ると、網膜剥離が再発していました。週末が連休だったこともあり、今日、臨時で手術させていただきましたが、前回の手術で網膜の水を抜くためにあけた網膜の穴の一部が開通して、再剥離を来していたようです。その穴の縁を再度、きれいにし、硝子体腔を空気に換え網膜の下の水を抜き、穴の周りにレーザーを入れ網膜をくっつけ、最後に空気をガスに置き換え手術を終えました。頭をぶつけた怪我の影響で網膜がまた剥がれてしまったか真相ははっきりはしませんが、いずれにせよ、再剥離になってしまい、再度の手術が必要になってしまい、申し訳ありませんでした。また、今日は午前の外来終了が遅くなり、午後の手術も押してしまい、最後の網膜剥離の手術は開始が20時頃で終わったのも21時とだいぶ遅くなってしまい、尚更、申し訳ありませんでした。手術を頑張ってくださった患者さまも、いつも外来も手術も付き添ってくださる息子さんも遅くまでどうもありがとうございました。これでなんとか治ってくれればと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

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