院長ブログ

Vivityとアイハンス

今日は一日外来で、手術の申し込みは、白内障3人、眼瞼下垂1人、霰粒腫2人(4歳女の子、18歳女性)、黄斑上膜の硝子体手術1人でした。

今日、白内障術後の経過観察で受診された65歳の男性の方は、1月初めに右眼をVivityで、先週、左眼をアイハンスで手術を受けていただきました。通常は左右を1週間の間隔で手術することが多いのですが、この方は、先に手術した眼で1か月くらい様子を見て、もう片方の眼のレンズの種類やピントの位置を決めたいとおっしゃり、長めの間を設けて両眼の手術を行いました。

最初の手術では、なるべく広く見たいが、コントラストが下がったり、ハローグレアが出るのは嫌だということで、Vivityを選択され、遠方1.2 中間1.0 近方0.8と良好な結果が得られ、これだけ見えれば、右眼はもう少し狭い範囲しか見られなくても困らないかなということで、アイハンスを軽い近視(-0.5D)にして入れました。

その結果、右眼も遠方1.2 中間1.0 近方0.4で、遠方〜中間は左眼の方が見やすいが、視力検査では差があるものの、近方は同じくらいの見え方で、左右ともハローグレアはないものの、光の線が見えるスターバーストと思われる症状はあるようです。でも、これも気にならない程度で大満足ということで、よかったです。

この患者さまの一意見にはなりますが、Vivityとアイハンスを比べると、やはりVivityの方が広く見えるようですが、アイハンスもそれなりに広く見えるようで、左右が違うレンズでも違和感はほとんど感じないそうです。

もちろん、左右で同じ種類、同じピントの位置に合わせたレンズの方が左右のバランスはよいと思いますが、最初の眼の手術で入れたレンズの見え方で気になるところがあれば、その点をカバーするようなレンズを選択することも、トータルでプラスになると思われれば、選択してもよいと思います。

どの眼内レンズにも多少の長所と短所がある中で、どのレンズを入れるかは、どれだけご自分が納得して、このレンズがいいと決めることが大切だと思います。

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