院長ブログ

さよならLumera700

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開業時、検査機器や手術器械などを購入し準備しました。

全て最新の最先端の備品を揃えてというのは理想かもしれませんが、予算の関係もありますので、必ずしもそういう選択ができません(できないことの方が多いかもしれません、、、)。

その中で手術顕微鏡は高額な備品の部類に入りますが、当時、一番よいと思う物を選びました。それが、この『Lumera700Zeiss社製)』です。

眼科の手術はそのほとんどを手術顕微鏡を使って行います。もちろん、ある程度の顕微鏡であれば、手術は可能は可能ですが、手術顕微鏡はいわば自分の眼の一部のようなもので、良好な見え方はそのままよりよい手術のパフォーマンス、より安全な手術につながり、手術を行う上で最も重要な備品の一つと僕は思っています。通常、手術顕微鏡は一度、購入すると長く使うことが多いこともあり、妥協せずに高スペックの顕微鏡を購入しました。

しかし、今回、手術顕微鏡を買い替えることにしました、、、

実はここ数年で3D顕微鏡というものが世に出るようになりました。

僕が開業した時は、そこまで実用的でない印象でしたが、今回、導入したZeiss社製の3D顕微鏡Artevo800はよりクリアな画像を3Dで体感することが可能になりました(個人の感想ですが)。

3D顕微鏡は従来の顕微鏡と異なり、顕微鏡で得る画像をデジタル処理し、モニターに映し手術を行います。手術は顕微鏡の照明を眼に当てて行うため、通常、患者さまにはかなり眩しい思いをさせてしまうのですが、3D顕微鏡では手術の画像をデジタル処理で明るく見ることができるので、従来の半分程度の光量で手術が可能になり、患者さまの負担もかなり減らすことができます。

また、今回、導入したArtevoOCT機能もついている機種にしましたので、単に3Dで見るだけでなく、網膜の断面などを術中にリアルタイムで評価することが可能になります。

まだ2年も使っていない顕微鏡だったので、悩みましたが、よりよい手術を行うために必要と思い、今回、Artevoを導入しました。

開業から約1500件の手術を行い、Lumera700にはとてもお世話になりました。

感謝の意味も込めて入れ替え前の最後の手術日に手術室スタッフと記念撮影をしました。

ちなみに、その翌日、子どもの霰粒腫の処置が臨時で入り、もう一度、お世話になってしまいました。

どうもありがとうございましたm(_ _)m

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