院長ブログ

白内障と眼瞼下垂

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今日は1日外来で、手術の申込みは、白内障7人、眼瞼下垂5人、霰粒腫1人でした。たくさんの手術の申込み、どうもありがとうございましたm(_ _)m

白内障7人、眼瞼下垂5人のうち、2人は白内障と眼瞼下垂の両方の申込みをいただきました。

白内障も眼瞼下垂も『病気』ではありますが、どちらもある程度は『加齢』で必ず変化が出てくるものですので、両方とも存在するケースも結構多いかと思います。

その場合、どの順番で手術をするのがよいかという問題がありますが、僕は基本的に眼瞼下垂白内障の順に手術を予定するようにしています。その理由は、まぶたが下がっていると、角膜のカーブに影響している場合があり、眼瞼下垂の手術前と後で、角膜のカーブの具合が変化することがあり、そうすると、眼内レンズの度数計算が変わってしまうことがあるからです。つまり、白内障を先にして、見え方がバッチリでも、その後に眼瞼下垂の手術をすると、角膜のカーブが変化し、それに伴い、見え方が変化して、見えにくくなってしまうことがある訳です。

もちろん、眼瞼下垂の程度が軽度であれば、角膜に与える影響も少なく、白内障を先に手術してもそれほど問題にならないと思いますし、白内障が進んでいて、視力が著しく下がっていることのウエイトが大きければ、まず白内障手術をすることが現実的に優先順位が高い場合もあるかと思います。ちなみに、眼瞼皮膚弛緩の場合は、角膜にはほとんど影響はないので、白内障が先でも問題ないかと思っています。

また、眼瞼下垂と白内障手術の間は約1ヶ月半程度空けています。眼瞼下垂の術後1ヶ月くらいで角膜の値が安定してくるので、その頃、眼内レンズ計算の検査をし、それからレンズを発注して、手術となるので、当院ではそのくらい置いて白内障の手術をするようにしています。

白内障と眼瞼下垂はどの順にしなければならないというものでもないかもしれませんが、細かいことを言えば、眼瞼下垂白内障の順がよいかなと、個人的には考えています。手術する先生によって考えは異なるかもしれませんが、白内障と眼瞼下垂の両方を同じ時期に手術しようと考えている方に少しでも参考になればと思います。

↑白内障と眼瞼下垂両方の手術を申込みいただいた方のまぶたの写真。

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