院長ブログ

レンズ交換の決断

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今日は午前が外来で午後が手術でした。
手術の申し込みは白内障が1人でした。
今日の手術は、白内障10件、眼内レンズ交換1件、眼瞼下垂1人、硝子体手術2件(硝子体混濁、黄斑円孔)でした。

外来では10日ほど前に、パンオプティクスからTridiffという海外輸入の3焦点レンズへ入れ換えをした50代前半の男性の再診がありましたが、『クリアになった。夜、見やすくなった。ハローグレアも気にならない。』ということで、経過良好でよかったです。

今日の手術での眼内レンズ交換の方は、50代前半の女性で今年の3月に他院で右眼の白内障手術を受け、単焦点レンズでやや遠方に合わせようとしたところ、予想よりも遠方にピントが合うようになってしまい近くが見えず、元々、近視が強く、左眼とのバランスも悪く、困ってしまい、当院へいらっしゃった方です。最初はすぐに決めないと入れ換えができなくなってしまうととても心配され、また、少し慣れてきたこともあり、若干迷いもあったと思いますが、少し近視よりにするとどんな見え方になるかをコンタクトレンズを使ってシミュレーションしたり、よく考えた上で、レンズの入れ換えをすることを決めました。僕ら医師も手術をした方がよいか(しない方がよいか)はアドバイスすべきと思っていますが、一番大切なのは、この患者さまのように医師からの意見を聞き、自分でもよく考えて、自分の納得する決断をすることだと僕は思います。簡単なことではないですが、それでも考えて、分からないことは質問して、自分なりに理解して決断することが前に進むことだと思います。もし、仮に自分の考えと患者さまの決断が合わない場合もあるかもしれませんが(今回は一致していますが)、患者さまの決断は尊重されるべきだと思っていますし、そう決めたなら、その治療でよい結果が出るように全力を尽くすのが僕の役目だと思っています。治療というのは必ずしもうまくいく訳ではなく、残念な結果になってしまうこともどうしてもあります。そんな時、少しでも後悔しないのは自分が納得して責任を持って選んだ治療と思えるかどうかだと思います。それは患者さまだけでなく、僕も同じです。患者さまに後悔させないように、自分でも後悔しないように、患者さまと一緒にベストな治療を選び、行いたいと思っています。

眼内レンズ交換の方だけでなく、今日の手術の皆さまがよりよい経過を得られるようにと思って手術させていただきました。少しでもよい結果が得られるといいなと思います。今日も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

↑今日のレンズ交換の術中の写真。

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