院長ブログ

星状硝子体症で飛蚊症

今日は午前が外来で午後は手術でした。

手術の申し込みは白内障が1人、今日の手術は白内障9件(アイステント併用2件)、硝子体混濁の硝子体手術1件、眼瞼下垂1人でした。

飛蚊症は硝子体の混濁が原因で起こる症状で、『後部硝子体剥離』という状態起こることで飛蚊症が生じることが多いですが、今日、飛蚊症で手術になった方の濁りの原因は『星状硝子体症(asteroid hyalosis)という病気のせいで、治療としては硝子体手術が必要になります。

硝子体手術では硝子体をきれいに取ることが大切ですが、人工的に後部硝子体剥離を作って硝子体を切除していきます。後部硝子体剥離が原因の飛蚊症であれば、既に後部硝子体剥離が起こっているので、手術はむしろ楽ですが、星状硝子体症の場合、この後部硝子体剥離が起こりにくく、実際、今日の手術でも後部硝子体剥離を起こすのに苦労し、ちょっと時間が長くかかってしまいました。でも、最終的には硝子体も濁りもきれいに取れ、術後には飛蚊症の見えにくさもよくなってくれると思います。

アイステント併用の白内障手術は、以前は白内障手術と合わせて15分前後かかっていましたが、最近はだいぶスムーズになり、10分かからないで終わるようになってきました。もう少し短い時間で終わればいいなと思いますが、安全第一でしっかり眼圧が下がるような処置をしたいと思っています。

今日も無事、手術が終わってよかったです。皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

↑星状硝子体症の眼底写真。

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