院長ブログ

眼瞼下垂の再手術

今日は午前だけの外来でした。
手術の申し込みは霰粒腫が1人(10歳女の子)でした。

眼瞼下垂の修正は先々週に両眼の手術をしたのですが、左眼の上がり方が弱く左右差があり、患者さまの希望があったため、修正をさせていただきました。基本的に眼瞼下垂は保険で手術を行なっており、あくまでその目的は『下がったまぶたを機能的に改善させること』になります。なので、見た目については保険手術外の目的になり、例え左右差があったとしてもまぶたが挙がるようになれば、その目的を達したと考えるのが保険の手術になります。とは言っても、やはりまぶたというのは顔の中でも印象を左右する大事なパーツであり、なるべく見た目もよいと思える手術をしたいなと思っています。ただ、そうは思っていても、どうしても左右差が出てしまう場合があります。微妙な差の場合は術後の経過で変化することもあるので、しばらく経過を見て判断していますが、今回は術直後から差が見られたため、キズや筋肉が癒着を起こす前の早い時期に再手術をさせていただきました。

完全に左右同じにできるというものでもないですし、再手術での修正が必要になることもありますが、保険でもなるべくきれいなまぶたにしたいと思って手術しています。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

↑術前

↑術後 左のまぶたの挙上が少し弱いです

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