院長ブログ

インドで成熟白内障

今日は午前のみの外来で、手術の申し込みは、白内障2人と睫毛内反症1人(12歳女の子)でした。

今日、白内障手術の申し込みをいただいた60代の女性の方は、少し前に『インドに住んでいる母の目がだいぶ見えにくくなっているようです』とメールで娘さまから相談され、今回、一時帰国に合わせて受診いただきました。

右眼は矯正視力で0.9出ているものの、左眼は手動弁(目の前で手が動くのが分かるくらいの見え方)しかなく、白内障が真っ白けになってしまっている成熟白内障の状態でした。左眼は、もちろん手術の適応であまり先にしない方がよい白内障でしたが、今回の帰国は10日程度の短期間で7月には本帰国されるとのことでしたので、その時に合わせて手術をスケジュールしました。

片眼がある程度見えているとはいえ、もう片方の眼はほとんど見えず、異国でご不安もあると思いますが、どうかお気をつけてお過ごしください。

日頃、ご家族のことで心配されて相談を受けることもちらほらとありますが、できる限りの回答、対応はしたいと思っておりますので、遠慮なくご連絡ください(ご家族のことを心配で相談される方はとても優しい人だと思います)。

今週も皆さま、お疲れ様でしたm(_ _)m

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