院長ブログ

まだガスがあるのは

今日は一日外来で夕方に霰粒腫の切開が2人(1歳男の子、3歳女の子)でした。

手術の申し込みは、白内障4人、霰粒腫2人(8歳女の子、9歳女の子)、ICL2人、黄斑上膜の硝子体手術1人でした。

先週の金曜に硝子体出血・網膜剥離の硝子体手術を受けていただいた患者さまは、眼のガスが少し減ってきましたが、今のところ、網膜もしっかりくっついてくれていて、出血もなく、経過良好でよかったです。

ガスがあるうちは、見え方もよくないので、患者さまからは『まだガスがあるのですか?』と言われますが、ガスがあることは決して悪いことではなく、網膜をくっつける力が働いてくれるので、むしろよい経過だとご理解いただければと思います。

経過によっては早めにガスが抜けてしまうこともありますが、ガスがあるうちは、そのガスを有効に使うためにうつ伏せなどの体位保持をしっかり行うことが、よりよい経過につながりますので、頑張っていただければと思います。

ちなみに、うつ伏せなどの体位制限は術後2日がとても大事とされていますが、その後もガスがあるうちは、できる範囲で、体位制限を続けていただくとよいかと思いますので、よろしくお願いいたします。

TOPへ