院長ブログ

シナジーからアイハンスへ

今日は午前が外来で午後は手術でした。
手術の申し込みは、眼瞼下垂1人で、今日の手術は、白内障13件(アイステント1件)と黄斑上膜の硝子体手術1件でした。

先週の金曜日にシナジーからアイハンスへの入れ換えの手術(左眼)を受けていただいた50歳の女性の患者さまの診察がありました。
術翌日から『コントラストが違う』とおっしゃっていただけて、見え方自体はだいぶ改善している手応えはありましたが、元々、入れ換えを行おうと思った一番の理由の夜間の光の見え方の異常(ハローグレア)がどうなったかを聞いたところ、『光の輪は1/5くらいになりました』とのことで、ゼロにはなっていないようですが、それでも『だいぶ楽になりました』とおっしゃっていました。
アイハンスは通常の単焦点と比べ、ハローグレアは同程度といわれていますが、使っている印象では、症状として感じる人はある一定数いらっしゃるように思います(光の線が見えると感じることが多い気がします)。ただ、多焦点レンズよりは程度としてはかなり少なく、症状があっても苦痛とまではならないことがほとんどだと思います。
もし、なるべくハローグレアを出さないようにというのを一番の目的にするならば、単純な単焦点レンズにした方がよいですが、アイハンスのよさもあり、実際、今の左眼の見え方が良好とのことですので、今度、右眼の入れ換えの予定もあるのですが、同じようにアイハンスを使おうと思っています。

今日も手術、お疲れ様でしたm(_ _)m

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