院長ブログ

タウンニュース2024年3月

タウンニュース青葉区・都筑区・宮前区版で毎月連載させていただいている『目のお悩みQ&A』第45回目の今回は『網膜剝離と診断されましたが、どんな治療が必要になるのでしょうか?』というテーマで裂孔原性網膜剥離の治療について書いてみました。

以下、タウンニュースの本文です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 網膜剥離も原因によりいくつかのタイプがありますが、よく問題となるのは網膜に穴があき、そこから網膜の下に水が入り込むことで網膜が剥がれてきてしまう「裂孔原性網膜剥離」です。

 網膜に穴ができただけで網膜が剥がれていない「網膜裂孔」や、網膜が剥がれていても範囲が狭い場合には、進展を食い止めるためにレーザー治療を行います。ただ、レーザーは必ず進展を抑えられるものではなく、網膜の剥がれる勢いが強いと網膜剥離が拡大することもあります。

 レーザー治療をしても進んでしまった場合や、受診時に既に広く網膜が剥がれている場合には外科的な手術が必要です。網膜の穴の数や大きさ、位置や硝子体や白内障の状態などにより眼球の外側から当て物で穴を塞ぐ「バックリング手術」と、眼の内側から硝子体を取ることで網膜を元に戻す「硝子体手術」があります。網膜剥離が起こりやすいのは20代と50〜60代ですが、若年ではバックリング、高齢は硝子体手術となることが多いです。手術は1回で治ることも多いですが、再発や視力障害が残ることもあります。

 網膜剥離の症状は光視症と飛蚊症、その後の視野欠損ですが、網膜剥離が進み、黄斑が剥がれた状態が続くと、視力の回復が難しく、手術も難渋するようになりますので、初期の受診と適切な治療が大切です。

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タウンニュースのコラムでは、眼に関する疑問についてお答えさせていただいております。気になる眼の症状から白内障やまぶた、硝子体の手術まで何でも構いませんので何かリクエストがございましたら教えてください。

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メール;clinic@tamaplaza-eyeclinic.com

タウンニュース青葉区版 電話;045-913-2711  FAX;045-910-1120

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